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花粉症

花粉症の治療について、詳しくご紹介いたします。

花粉症シーズン到来

東京の花粉飛散は2月10日頃とされています。東京の花粉飛散量はスギは昨年よりやや多く、ヒノキは少なめと予想されていますが、多く飛ぶ期間が長いと予想されています。

関東地方の花粉の飛散ピーク時期

スギ:3月上旬から4月中旬頃
ヒノキ:4月上旬から4月中旬

治療薬の選択

2016年版鼻アレルギー診療ガイドラインに基づいた、重傷度に応じた治療薬の選択を紹介します。

軽症の方に使う薬

  • 第2世代抗ヒスタミン剤(ザイザル、アレロック、アレグラなど)
  • 抗ロイコトリエン剤(シングレア、オノンなど)
  • プロスタグランジンD2・トロンボキサンA2受容体拮抗薬(バイナスなど)
  • Th2サイトカイン阻害剤(アイピーディ
  • 鼻噴霧用ステロイド剤(アラミスト、ナゾネックス、リノコートなど)

中等症の方に使う薬

くしゃみ・鼻漏型

  • 第2世代抗ヒスタミン剤 + 鼻噴霧用ステロイド剤

鼻閉型

  • 抗ロイコトリエン薬 + 鼻噴霧用ステロイド剤 +第2世代抗ヒスタミン剤

重症の方に使う薬

くしゃみ・鼻漏型

  • 鼻噴霧用ステロイド剤 + 第2世代抗ヒスタミン剤

鼻閉型

  • 鼻噴霧用ステロイド剤 + 抗ロイコトリエン薬 + 第2世代抗ヒスタミン剤
  • もしくは鼻噴霧用ステロイド剤 + 第2世代抗ヒスタミン剤・血管収縮薬配合剤(ディレグラ

薬の特徴

花粉症の治療薬について、それぞれの特徴を詳しくご説明いたします。

第2世代抗ヒスタミン剤

  1. 治療の中心的薬、飛散時期は量に関係なく連用することが大切。
  2. 効果の発現はマイルドで連用により改善率が上昇する。
  3. 作用時間が長く1日1回ないし2回の内服ですむ。
  4. 眠気が無いのはアレグラ、クラリチン、抗ヒスタミン作用が強いのはザイザル、タリオン、アレロック。
ザイザル:
最も使われている薬です。最高2錠飲めます。
デザレック:
原薬保管施設に関わる薬事手続きに不備が認められ、薬剤自体に異常はありませんが今シーズンの出荷がない模様です。
ビノレア:
1時間で効果が現れ、強力です。食事に影響されるため、食事の1時間以上前、または2時間以上後で飲みます。

今まで抗ヒスタミン薬で満足できなかった方は配合剤を試してみるのも一つの方法です。

ディレグラ:
アレグラと塩酸プソイドエフェドリンの配合剤で鼻閉症状が強い場合のみの最小限の期間にとどめて朝、夕の空腹時に内服します。
ルパフィン:
活性代謝物はデザレックスで、アレルギー性疾患の病態に深く関与しているPAFを押さえる作用が加わった物で1日1回で倍量の内服も可能。

抗ロイコトリエン薬

  1. 鼻づまりに対しては抗ヒスタミン剤よりも有効。
  2. 1回の内服ならシングレア、効果を求めるならオノン(1日2回)。

鼻噴霧用ステロイド剤

  1. 効果の発現はやや遅いが連用で強い効果が期待出来る。
  2. 鼻水、くしゃみ、鼻づまりの3症状に効果があります。
  3. お風呂上がりなど鼻が通っているときに使うのがコツ。
  4. 原則両側に使用する。
  5. 眼の症状がある人にはアラミストがお薦め。
  6. 市販薬で使われる血管収縮薬は即効性はありますが連用で肥厚性鼻炎になることがあるので短期にとどめましょう。

花粉症対策に関する情報が得られるおすすめのWebサイトをご紹介します。

Check!

tenki.jp
https://tenki.jp/pollen/3/16/
日本気象協会の情報サイトで、地区ごとの週間花粉飛散情報が載っています。スマホ用の無料アプリもあります。天気や雨雲情報も分かるので便利だと思います。

環境省花粉観測システム(愛称:はなこさん)
http://kafun.taiki.go.jp/
観測地点の飛散量が毎時35分頃に更新されています。このあたりでは新宿区役所の測定局の飛散量が数で分かります。ややマニアック?

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